国東時間(くにさきじかん)
国東時間ニュースリリース
http://blog.d-torso.jp/release/2013/06/post-a070.html
国際展示会と海外販路開拓
2013年5月。ニューヨークのジャビッツセンターで開催されたICFF(International Contemporary Furniture Fair)2013に出展するため、1週間ほどマンハッタンに滞在していた。
今年で3回目の出展となるICFF、毎年JETRO(日本貿易振興機構)の支援を受けてJETROジャパンパビリオン内に出展しているのだが、そもそものきっかけは2011年頃ビッグサイトで行われていた東京ギフトショーに出展していたときのことである。JETROの浜野部長から声を掛けていただき、出展のお誘いを受けたのだ。その年の2月のことだった。
それから程なくして3月11日、東北の大震災があり、福島第一原発のメルトダウンが起こる。日本の国内経済がこれからどうなっていくのか、先行きが全く見えなかった。そんな状況下で、かねてからd-torso事業の課題の一つであった海外販路を再構築しようと出展を決めたのであった。(more…)
異界との遭遇
日常
毎朝、起きるとまずMacの蓋を開け、メールをチェックするところから一日がはじまる。最近は北米の市場も動いているので、寝ているあいだも何かと事案がもちあがる。その他の急ぎの用件も処理しながら朝食を摂って、朝入浴し、ようやく出勤だ。昨年の4月から僕は一人暮らし、いや愛犬のタマと二人暮らしで、妻子は別府に棲み、週末だけ帰ってくる。
当然のことながら、目覚めたときから一日が始まり、目を瞑ると一日が終わる。国東(くにさき)に帰ってきてから12年になろうとしているが、このあたりまえの感覚はいまも新鮮だ。「おだやかな田舎暮らし」というイメージからはほど遠いが、わるくない生活だと自分でも思っている。(more…)
紙之新聞「蛇段」
今年の正月は全く実感がないまま、元旦から小学校(僕は未だにそう呼んでいる)に出かけ、飛行機モデル(ソラシドエア)の設計に取り掛かった。
天気が良くてそれなりに気持ちのいい三が日だったが、以来ひと月こんな調子で休日出勤の日々が続いている。それでも、休みの日の仕事場はとても気持ちがいい。
電話が無いし(鳴っても取らないし)、来客も無い、そもそも社員が居ないので指示を出すことも、相談を受けることも無い。普段、丸一日かかる仕事が3時間で仕上がる。だから、休日の仕事場は僕にとって何よりも居心地の良い場所だ。(more…)